虫歯
今までに、治療した歯がまた虫歯になったという経験はありませんか?
三軒茶屋歯科では、できるだけ虫歯の再発を防ぐため、時間をかけた精度の高い治療をお勧めしております。それは、治療方法や使用する材料によって、精度には大きな違いが出てくるからです。
当院では、2種類の治療法があります。問診時にご希望の患者様には
①時間をかけた精密な虫歯治療
②クイック治療
皆様には、どちらが良いか選んで頂いてからの治療となります。
虫歯治療の流れ
以下で、虫歯治療の流れを説明します。
小さな虫歯の場合、
そこの虫歯を削って詰め物をします。
小さな虫歯の場合、最短で1回の治療で終了します。
むし歯の位置やサイズにより、直接詰めることのできない場合は、型取りをして詰め物を作る必要があります。
セラミック治療精密な虫歯治療 5つの特徴
精密な虫歯治療には、5つの特徴があります。
拡大鏡を使用
削る時は拡大鏡を使用します。削る量を最小限にとどめ、できるかぎり歯を残します。
感染の防御
だ液1mlには1億個もの細菌がいます(*1)。虫歯を削った面にだ液がついた状態で詰め物をした場合、強度が低下するだけでなく、詰め物と歯の間に汚れが入り込み、再び虫歯になるリスクが増えてしまうことがあります(*2)。当院の精密治療は、ラバーダムというゴムや、zooという防湿装置を使用して、お口の中のだ液や細菌が歯に付かないように配慮して行われます。
虫歯検知液による検知
虫歯検知液を使用して、虫歯の取り残しを検知して防ぎます。
耐久性に優れた材料
耐久性に優れた材料を使用します。超硬質レジンは、高い粘靭性と強度を持ち合わせています。
美しい色調を再現
美しい色調を再現します。27色を重ねて、あなたの歯に合う色を詰めていきます。
歯の色は1色ではありません。歯はエナメル質や象牙質といった構造や、人によって異なる色調を持っています。27色を組み合わせて詰めることで、その人に合った、透明感やグラデーションを出すことができます。
精密な虫歯治療 メリット・デメリット
精密な虫歯治療のメリットとデメリットをご紹介していきます。
メリット
- 歯を削る量が少ない
- 感染リスクが少ない
- 強度があり長持ち
- 変色しにくい
- 汚れにくい
デメリット
- 保険適用外 1カ所 3万円(税抜) ※1
- 技術が必要
- 工程が複雑
※1:価格は税抜き表示です。
直接詰めることのできるサイズに限ります。
型取りが必要になった場合については、セラミックの治療をご覧ください。
精密な虫歯治療 クイック治療の違い
クイック治療は虫歯を削って、プラスチックを詰める治療となります。使用道具・材料・治療工程は保険適用の範囲内でできる限りの治療を行っていきます。保険適用の治療は国で認められた治療です。全てにおいて精密治療には劣ってしまいますが、安心して受けていただける治療です。
精密な虫歯治療
- 拡大鏡の使用
- ラバーダムによる感染防御
- 超硬質の材料
- 1カ所30分〜1時間
クイック治療
- 保険適用のプラスチック
(光重合型コンポジットレジン) - 1カ所10分〜20分
小さな虫歯を確実に治療することが、歯の寿命を延ばす近道です。ご質問・お問い合わせはお気軽にどうぞ。